お米で世界を驚かそう!

米粉

ノングルテン・用途別表示で輸出拡大

目標

日本を代表する農産物である米ですが、昭和37年度の年間118.3kg/人をピークに消費量が減少し続け、平成27年度では概算で年間54.6kg/人となっています。
このままでは米を中心とした水田を維持することも難しくなります。
そこで、米の粒のままの消費を促すとともに、米粉の普及を図ります。

小麦文化に殴り込み!
世界で小麦を主食としている人(年間消費量7億トン)に、米粉製品(パン、パスタ、ケーキ等)を供給することで、米の消費拡大, 、ひいては農業者の所得の安定と増加を目指します。
※世界の小麦消費量(7億トン/年)を1%米粉に置き換えたら7百万トンとなり、日本の年間米消費量に匹敵するほどの量となります。

手段

①安全安心の日本の米粉食品が世界の小麦アレルギー有症者を救う!

世界の主要穀物消費量(2014/2015)米粉製品のグルテン含有量と欧米・国内の表示制度
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食物アレルギー有症率 日本 推定1~2%
フランス 3~5%
米国 3.5~4%
※日本における成人の食物アレルギーの原因の36.4%が小麦。
 他国でも同程度の割合と仮定すると、成人の1%程度は小麦アレ ルギーの可能性があることに加え、
 その家族も小麦を避ける可能性が高い。
→それら全てが米粉輸出のターゲットとなります。

欧米基準の「グルテンフリー」表示は、欧米人特有ののセリアック病患者向けのグルテン含有量20ppm未満を意味する食品表示であり、決して小麦アレルギー有症者全般向けの食品表示ではありません。
そこでグルテンが含まれない(検出限界である1pmm未満の)米粉製品につけられる「ノングルテン」表示を用いることで、セリアック病に加え、小麦アレルギー有症者全般の方が安心して使っていただける米粉製品の輸出・消費拡大を図り、「ノングルテン」表示・製品を日本から世界に発信します。

②用途別表示

小麦粉は強力粉・中力粉・薄力粉と、統一した表示がなされていますが、米粉にはそれがなく、各社バラバラであるため、どの米粉がどういうものを作るのに向いているのかわかりづらくなっています。
そこで、その米粉がパン、麺(パスタ)、ケーキ等のどの用途に適しているかの統一的な表示を作ることにより、消費者の使い勝手を向上させることで、より手軽に、より便利に米粉を使っていただき、消費者拡大を図ります。

政府による対応(2017年3月29日追記)

①②の策定について、農林水産省の委託事業として「米粉の用途別基準・グルテンを含まれない米粉製品の表示ルールに関する検討委員会」が設置され、2017年3月29日、その結果として『米粉の用途別基準』及び『米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン』が公表されました。
今後は米粉・米粉製品への同基準及びガイドラインによる表示の活用を促進し、消費者の利便性向上を図るのと同時に、新しい米粉のレシピの開発等により、米粉の更なる消費拡大・輸出拡大を図っていくこととなります。

米粉の用途別基準 ← クリックして詳細をご覧ください
 【概要】
   菓子・料理用を「1番」、パン用を「2番」、麺用を「3番」とし、それぞれについて、
   米粉の粒度、澱粉損傷度、アミロース含有率及び水分含有率等の基準を定めています。

米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン ← クリックして詳細をご覧ください
 【概要】
   ①一定の検査方法でグルテン含有量のサンプル検査を行った結果、
    当該グルテン含有量が1ppm 以下の米粉について、
    グルテン含有量が1ppm 以下の製品である旨を付記した上で
    「ノングルテン(Non-Gluten)」の用語を表示することを定めています。
   ②①の米粉を主たる原料として使用した製品であって、
    当該米粉以外の米粉、グルテン及び食品表示法により表示が義務付けられている範囲の
    「小麦」を含まない加工製品について、
    原材料としてグルテン及び小麦を含んでおらずノングルテン(Non-Gluten)の
    米粉を使用している旨の表示をすることを定めています。

米粉の用途別基準に対応した米粉サンプルの入手方法(2017年5月1日追記)

米粉の用途別基準及びノングルテン表示ガイドラインが発表されたことに伴い、
今後はそれらの表示を付けた米粉の普及を図らなければなりません。

そこで、農林水産省は用途別基準及びノングルテン表示について以下のページで広報を行うのと同時に、
用途別基準に対応した米粉のサンプルを販売する事業者の紹介を行っています。

 → 米粉の情報 (農林水産省)
 → 【米粉情報】ノングルテン&用途別基準スタート! (FOOD ACTION NIPPON)
 → 【米粉情報】ノングルテン&用途別基準スタート! (米粉倶楽部)

米粉、特に用途別基準の表示のある米粉の普及に関してはレシピの普及が必要不可欠となりますので、
皆様も是非、サンプルを用いて新しいレシピを考えて発表してみてください。

※参考資料1(ノングルテンとグルテンフリーの比較)(2017年5月1日追記)

ノングルテン米粉表示と欧米のグルテンフリー表示との比較
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※参考資料2(同基準及び同ガイドラインが策定されることとなった背景、目的等)


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米粉と小麦粉の比較


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日本で策定するグルテン1pmm未満の「ノングルテン」製品と、欧米基準で20pmm未満の「グルテンフリー」製品が、世界中の消費者の選択に委ねられます。
小麦アレルギーにおける安全性のほかにも、以下の点で小麦粉よりも米粉が優れています。

①栄養価(たんぱく質)が優れている

アミノ酸スコアが、小麦粉が36なのに対し、米粉は56と高いため、栄養価(たんぱく質)が高いと評価されています。
※アミノ酸スコアとは、食品に含まれるたんぱく質の各必須アミノ酸含量を一定の基準地と比較した割合のの最小値のこと。
この数値が高いほど、栄養価が優れることとなります。

②揚げ物の油摂取量が少ない

揚げ物料理をする際に、米粉と小麦粉をそれぞれ同じ条件で揚げた場合、油が付着する量が米粉の方が少なく、摂取カロリーを抑えることができるので、ヘルシーです。
鶏のから揚げにおける吸油率=米粉3%:小麦粉7%
ドウを上げた場合の吸油率=米粉4.3%:小麦粉8.5%
※ドウとは、粉と水を混ぜたもののこと。

米粉の最新情報(2017年1月追記)

米粉の推進について(農林水産省)
↑ クリックしていただきますと、資料の詳細をPDFでご覧いただけます ↑
米粉用米の状況
今後の米粉利用拡大に向けて
米粉の用途別基準・ノングルテン米粉製品表示ルールづくりについて
米粉消費拡大に向けた平成29年度予算概算要求事業
米ピューレー、米ゲルの新用途米穀加工品への位置付け(省令改正)
水田活用の直接支払交付金の概要

議論

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